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コチラにも書きましたが、娘(3歳)はひどい偏食っ子です。
好き嫌いが激しく、頑固でこだわりが強く、母乳と炭水化物が大好き。どんなレシピを試しても、野菜は食べてくれません。

腹を立てても哀しんでいても仕方がないので、まずは、偏食のリスクについて調べました。
いろいろなことが言われてはいますが、専門家の方の話を総合すると、確実なのは3つ;

  1. 成長障害:背が伸びない、等。ビタミン、ミネラル、カルシウム、鉄分などの不足が主な原因。
  2. 生活習慣病:肥満はもちろん、子供も糖尿病、脂質異常症、歯周病などの生活習慣病になります。 糖分や脂肪の過剰摂取が主な原因。
  3. 味覚障害:特定の味がわからなくなる、等。経験する味の種類が偏っていたり、ジャンクフードなどの濃い味に慣れてしまうこと、亜鉛不足が原因。

いずれも困りますよね。ですが、食べないものは食べません。
私の方も、手間暇かけて料理をするにも限度があります。できる日はできますが、毎日は続きません

なので、「いかに楽して栄養バランスを整えるか?」をまず第一に考えて行き着いたのが”粉ミルクの簡単レシピ“です。…って書きましたが、”レシピ”なんて言えるものではないかも。

なぜなら、いろんな料理に「粉ミルク(フォローアップミルク)を入れるだけ」ですから。笑

  • スープなら、食事の直前に粉ミルクを混ぜます。大人が食べても美味しいくらい、和風だしとも相性が良いんですよ。
  • パンケーキやオムレツなら、焼く前に混ぜます。
  • ミルクを濃く溶かしてペースト状(パンが湿気でフニャフニャにならない程度の濃さ)にして、パンに塗ります。そのままでも、フツフツと表面がなる程度にトーストしても、ジャムサンドなどにしてもOK。
  • ヨーグルトにも混ぜ入れます。
  • その他、入りそうなものには何でも入れます。

商品に表示されている1日の摂取目安量まで取れるように、子供が確実に食べるメニューにだけ混ぜます。味を重視して、1品に混ぜる量は多過ぎないように。ただそれだけ。

参考までに、私が使っているのは”ビーンスターク つよいこ”

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ビーンスターク つよいこ 大缶(820g*2缶)【ビーンスターク】
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鉄分DHAカルシウムビタミン類などの摂取ができます。
特に鉄分が気になっていた(不足すると脳の発達への影響が懸念されるということで)ので、この商品を選びましたが、お子さんに不足している栄養素に合った粉のフォローアップミルクを選んでみてください。

この”粉ミルクレシピ“で”1. 成長障害“に関しては、むしろ食事だけに頼るよりもしっかり対策ができていると思います。なので、考えるのは残り2つの問題。

2.生活習慣病“については、糖分の摂りすぎが心配。もうコレはただ減らすのみです。
甘いものは、できるだけ手作り(前出のホットケーキなど)するようにして、砂糖が入り過ぎないようにしています。
お子さんが油分を摂り過ぎている場合も同じですよね。減らすのみ

もう1つできることとしては、“出汁”を使った料理を食べさせると良いそうです。

砂糖や油と並んで、実はかつおだしも病みつき食材の一つ。離乳期からかつおだしのうま味を舌に擦り込んでおくことで、将来、砂糖や油といった体にとって良くない病みつきのおいしさに走ることを防いでくれます。
(出典:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO89377000W5A710C1000000?channel=DF260120166497)

我が家では茅乃舎さんの出汁を常備。

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茅乃舎だし(8g×5袋入) 久原本家
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こちらで薄めの出汁を取ってスープやお味噌汁を作ったり、炊き込みご飯に利用しています。
茅乃舎さんにはイロイロな出汁がありますが、上記リンクの“基本の出汁”が何にでも合って使いやすいです。

後は、粉末の和風だしと鶏出汁を少量使います。塩をあまり使わなくても美味しく仕上がるので活躍しています。
上のリンクでは「粉末だし=味が濃いので出汁パックでも良いので出汁を取って!」とのことでしたが、塩分過多より粉末だしのが良いでしょうし、薄く使うようにしています。

3. 味覚障害“…コレが最も悩ましいのですが;

  • 亜鉛入りのビタミンシロップを毎日飲ませる
  • 親が食べているものもとりあえず口に入れる

という2点を実行して、フォローしています。

亜鉛入りのビタミンシロップ=風邪をひきにくくするための栄養剤(亜鉛不足で風邪も引きやすくなるそうです)なのですが、味覚障害対策として与えています。最初は嫌がりましたが、コレは無理やり飲ませ続け、今では「美味しい」と言って飲んでくれています。

親が食べているものを…というのは、子供が食べなくても、こちらの負担が少ないからです。もちろん、スパイシーなものや味の濃過ぎるものは食べさせませんが、子供とシェアできる食べ物を食卓に並べて、とりあえず、口には入れます。今は飲み込まなかったとしても、味に慣れて、その内食べてくれるかもしれないので。

味覚障害のことを中心に、偏食の背景や対策について、私にはこちらの記事がとても参考になりました(前出の引用元と同じ記事です)。

3歳までが勝負 子どもの味覚の育て方

初めて食べる食材を、けげんそうに食べるのは警戒している証拠で、雑食動物におこる当然の反応です。食べずに口から出したからといって、嫌いと判断するのは時期尚早。嫌いだと決め付けて食卓に出さなくなったら味覚の幅が狭まってしまいます。

パクパク食べていたものをある日突然食べなくなることもありますし、その逆もあります。こうやって味覚の遍歴を繰り返しながら、味覚の幅は広がっていくのです。
(出典:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO89377000W5A710C1000000?channel=DF260120166497)

ウチの娘も、少しずつではありますが、食べられるものが増えてきました。
すぐに偏食が治らなくても、落ち込まず焦らず、お互い気長に頑張りましょう!

カテゴリー: 育児