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コチラに書いた通り、我が家では子供に動画をよく見せます。
その際に気になったのは”スマートフォン(スマホ)やタブレットの幼児の脳や目への影響“ですが、結論から言うと、さほど神経質になる必要はなさそうです。

…とは言え、無制限に使うのはリスキーとなことも、専門家の方の話を総合するわかりました。
ですので、それらの情報を考慮し、私は「5〜30分程度を1日数回に分けて」「寝る前はできるだけ避けて」の2点だけ注意して見せることにしています。

必ずしも上記の使用法がベストとは限りませんが「現在わかっている懸念は払拭できそそう」と考えています。

中立的な情報の1つとして、コチラ↓のNHKの記事が参考になると思います。
https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/263166.html

まずは視力について;

「短時間見せる分には問題はない。ただし0歳から6歳頃までは、目に入った情報が脳に伝わって遠くまで両目でバランスよくものを見たり、ピントを調節したりするといった機能が育つ大切な時期。だらだらと長時間使わせるのは問題」。
(出典:https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/263166.html)

「子どもにスマホを見せるときには、30センチ以上は離すこと」そして見せる時間は、「テレビも連続で30分程度が目安だと考えています。スマホの場合は、見る距離が近く画面が小さいので15分程度に抑えたほうがいいと思います」
(出典:https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/263166.html)

“視力”という観点では、大切なのは”端末(スマートフォンやタブレット)との距離””見せる時間の長さ”の2点。
目安=15分とのことですが、コチラに書いているような英語学習のために使用しいているため、ジーッと端末を見せることはなく、目を合わせて歌ったり・立ち上がって踊ったりしながら見ているので、30分くらいまではOKと判断しています。

ただし、外出中に静かにさせたくて、スマホを見せることもありますよね?
そんな時にはジィーッと端末を見ることになりますが;

またたまに1時間見せたからといってすぐに悪影響があるわけではありません。
(出典:https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/263166.html)

とのことですので、頻繁でなければ、気にすることはなさそうです。

また、小児科医の先生は;

「かつてテレビの視聴時間が長い子どもは、言葉の数が少ないという研究結果がありましたが、さらに詳しく研究すると、視聴時間が長くても家族の会話が多ければ言葉も多いという結果が出てきました。
子どもの発育に重要なのは、テレビやスマホなどの視聴時間の長短よりも、生身の人間とのやり取りがあるかどうかです」
(出典:https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/263166.html)

そして、発達心理学の先生は;

「スマ-トフォンをほんの短時間与えるくらいで、発達がゆがむことはありません。子どもの発達というのは長い時間、さまざまなファクターが寄せ集まってその子なりに発達していくものです。ほんのスポット的なことで取り返しもつかないような悪い影響を与えてしまうなどと不安に思うことは必要ないです。お母さんたちは、もっとどっしり構えて、TPOをわきまえながら上手に使うことを考えてほしい」
(出典:https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/263166.html)

とのことです。

なので、視力以外の点から見ても、神経質になり過ぎなくて良さそうです。

「スマホにお守りをさせて、母は家事を…」という時もありますよね。
たまにの外出時のスマホとは違って、これは毎日のことになってしまいそうですが、それも15分など短時間であれば、視力の面でもその他の発達面でも、今のところ大きな懸念はなさそうです。

また、日常的に繰り返し使うのであれば「親や友達など”生身の人間”のコミュニケーションの中で使うツールとしての位置付けで、スマホやタブレットを使うのが理想的」と言えるでしょう。

ちなみに、コチラ↓のミキハウス社の記事も、気をつける点が明確に書かれていて、私も参考にしました。
むずかる子どもにスマホはOK? 発達への影響は? 子育てとスマホの関係を考えましょう

このような↓スマホ利用の7か条も掲載されているので、わかりやすいですよね。

(http://baby.mikihouse.co.jp/information/post-4075.htmlから画像をお借りしています。)

ポイントとしては;
1)スマートフォンやタブレットに頼って、子供への声かけなどコミュニケーションを減らさない。
2)ダラダラと長時間使用しない(特に就寝前は、睡眠障害のリスクがあるので注意)。
3)見る内容やセキュリティなどは、親が責任を持って管理する。
4)親自身も、子供に真似されて困るような使い方はしない。

という4点。3)は、子供が大きくなるにつれて大切になりますね。

正直、、、スマートフォンやタブレットなしで、育児するなんてムリじゃないですか?
そんなことご主人に強制されようなものなら
「じゃあ、スマホの代わりにお守り役と家庭教師役してくれる?」
とキレても良いとさえ思います。本気でね。

いずれにせよ、あまり神経質になり過ぎず、適切なルールのもとスマートフォンやタブレット上手に育児へ活かしたいですね。

カテゴリー: 育児