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私の育児が「手抜き」であることは、コチラで告白した通り。
基本的にはイライラやストレス、しんどさ、それに罪悪感もなく、楽しくやっております(もちろん、子供の機嫌が悪い日とか、どうにもならない時はありますけどね)。

そんな中、面白い文章を書く26歳(2018.03時点)のブログ“はなうた横丁”に出会いました。

20代で仲間と一緒に起業をしたり、クラウドファウンディングを活用して絵本を出版したり、バイタリティ+才能のある人のようですね。何より、大変なことがあっても、全般として楽しく生きていそう。

その彼の投稿の1つに、こんな言葉が載っていました。

さっきも話したけど両親から莫大な愛情を受けたぼくは自分が大好きになったんだよね。なんでかって、両親がどんな自分でも愛してくれるから、肯定してくれるから、「自分が嫌だ」と思うことがなかった幼少期だったんだ。

 

なにをしても受け入れてくれる。ダメな僕でも、どうしようもない僕でも、愛してくれて。それは甘やかしているとかではなくて、しっかりと正面から向き合った愛だった。叱られることもあったけれど、同時に抱きしめながら愛を伝えてくれた。

 

だから、僕は自分を大好きになった。自分を肯定できるようになった。これを言うとヘンだと言われるかもしれないけど、悩んでる自分も、できない自分も、 ダメな自分もそれはそれで好きなんだよね。素晴らしいと思ってる。それがぼくの根拠のない自信とやらに繋がっていて、「自分ならなんとかなる」という確固たる軸があるので、いま、なんでも挑戦できていたりするんだよね。

 

ようするに深く愛されることによって「自分はどうせ愛されている」と思うことができたんだよね。なにをしても愛されるって。だから怖いものがなくなった。そんでもって自分を好きになれたんだ。もうね、サイヤ人状態のソレだよね。自分が自分を好きだから、誰に好かれなくてもいちいち気にしなくなった。「自分」という最強の相棒(味方)が誕生したわけだ。
(出典:http://blog.hanauta18.com/entry/ai)

…これぞ、自己肯定感。私が20年後に、娘から聞きたい言葉です。
同じ投稿の中で、こんなこと↓も言っています。

ぼくは小さなころから人が大好きで、ゆえに嫌われたくなくて、友達にすこしでも強めな口調や傷つくことを言われたらすぐに泣いていた子どもでした。それが冗談だとしてもわからないような小学生でした。

 

おそらく素直に受け取りすぎていたことと、相手の気持ちを考えすぎていたために「なんでそんなこと言う(する)のだろう」という謎が解けなかった不安からきていたのだと今では思えます。

 

しかしそんな僕にも両親は莫大な愛情を注いでくれて、ときには「さすがに過保護じゃね?」と保護を受けている側が感じるほど大切にされ、育てられた記憶があります。
(出典:http://blog.hanauta18.com/entry/ai)

自己肯定感を揺るがす出来事は、娘にも、これからたくさん起こるのでしょうね。
それでも、その衝撃を揺り戻せるよう、しばらくはギュッと近くから、大きくなったら遠からず近過ぎずの距離感が見守りたいと、改めて思いました。

そして、別の投稿に書かれていた、こんな↓こと。

ぼくがまだ小さい頃、ふだんは穏やかでほとんど怒ることのない母親にめちゃくちゃ叱られたことがあった。それはぼくが何の気なしに発した言葉で「人の気持ちを傷つけた」ときだったんだよね。友達がそれで泣いちゃった。

 

で、母親激怒。閻魔大王よろしく、めちゃくちゃ怖かった。どうしてそんなに怒るのだ。いつもはこんなことじゃあ怒らないじゃないか。悪いことはしちゃったけど、そこまで怒ることだろうか?

 

当時はそんな疑問が脳内をぐるぐる走り回っていて、なんでそんなに叱られているのかが理解できていなかったんだけど、今ならわかる。

人生において「」がなによりも財産で、目の前の一人を大切にすることが、幸せに生きることに繋がるってこと。
(出典:http://blog.hanauta18.com/entry/tutaeteike)

あぁ、このお母さまと話してみたい!
きっと、息子さんを育てる上で「何が大切か?」を揺るぎなくお持ちなんでしょうね… 私も、まだまだ揺らぎっぱなしではありますが、そうなりたいです。

ちなみに、私自身は「人」をたくさん傷つけてきたと思います。
態度や意見が強過ぎることがあるので。「それが良さだよ」と言ってくれる人もいますが、でも、傷つけることなど少ない方が良いでしょう。特に「個人力」が厳しく試される世の中では。

このお母さまは、私のような手抜き派ではない気もするので、引用するのも失礼か?とは思ったのですが、とても励みになる言葉だったので、皆さんにも共有します。

カテゴリー: 育児