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娘は便秘

新生児〜乳児の頃は綿棒腸マッサージで解消(やり方は後述)していたのですが、1歳半頃〜2歳過ぎは頑固な便秘が5日〜1週間続くように。おならばかりで、ウンチは出ない。

硬いコロコロのウンチのため、腹痛で泣くことも多く、、、早く改善せねば!と、ネット友人病院をフル活用して試した結果、“オリゴ糖”で解決。割とすぐ効き、予防にも役立っています。
※個人的なオススメは「原料屋さんのラフィノースオリゴ糖」。安いのに高純度&使いやすいパウダータイプです。

とは言え、色々と調べる&試す内に、

  • 子供によって効く方法が違う
  • 1つの方法に固執せず、「即効」と「予防」を組合せることが大切

ということもわかったので、以下に試した乳幼児の便秘解消法と結果リストをシェアしますね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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↑実際、娘に与えてるオリゴ糖。格安でも純度の高いモノを選ぶと良い。

試した順番通りに記載しますので、参考にしてみてください。
(↓目次の各項目をクリックすると、その方法の箇所にジャンプできますよ。)

1)病院で相談

◆ 結果:○ (その場で解決はしなかったが、役立つアドバイスをもらえた)

自己流でイロイロするのは怖かったので、まずは、病院で小児科のお医者さんに相談しました。

言われたことは、主に;

「水分と食物繊維を十分に採り、バランスの良い食事を」
「毎日できるだけ運動を」
「どうしても出ない時には、市販の乳幼児用の浣腸を」

など。また、少しホッとしたのは;

「毎日便通がある必要はない。その子なりの排便リズムがあるから。お腹が張って不機嫌になったり、排便痛で泣いたり、、、ということがなく、機嫌よく排便しているか?がポイント。」

ということ。

例えば、体質や食事量によって「3日に1回」という排便リズムの子もいるそうで、水分・食物繊維・栄養・運動などを心がけている!という条件の上で、あとは、

子供の機嫌体調が良ければ心配し過ぎないで!」

とのことでした。

おならばかりが出るのも心配していたのですが、おならの回数が多いのはOKとのこと。

ただし、便秘が続いて腸の中におならが充満すると、お腹が張って、赤ちゃんは一層苦しむことに。これも、便秘が解消するば同時に解決するそうですので、とにかく、便秘を直すことが大切。

とは言え、1週間も出ないのは「さすがに長いね」とのことで、後述する浣腸等のアドバイスも受けました。

あとは、「いつもと様子が違う時には、すぐに再受診!」とのこと。具体的には;

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 極度な食欲不振
  • 切れ痔
  • 血便
  • 排便後にも不機嫌
  • ぐったりとして元気がない
  • 子供が苦しそうにしており、泣き止まない
  • 匂いや色、状態のおかしい便が出る
  • オナラもウンチも出ているのに、お腹の張りが治らない

などが要注意。何らかの病気で便秘や下痢になることもあるので、

「迷わず早期受診」

が、赤ちゃんのか弱い命を守る基本と強く言われました。

「こんなことで受診して良いのか…」

と気にしがちですが、お医者さんにとってはお医者さんにとっては日常茶飯事。

何も感じないどころか、少なくとも娘の担当医は、

「取り返しがつかない状態になって駆け込むより、検査して『異常なし!』って結果になる方が良いでしょ?」

とのこと。親の気恥ずかしさで、子供を犠牲にするのはNG!と。

ちなみに、固いコロコロうんちで肛門が切れてしまった場合;

人肌温度のぬるま湯に入れて軽く絞ったガーゼで汚れを優しくぬぐい、同じくぬるま湯を軽く絞ったガーゼで患部をしばらく押さえてあげると止血できる。

止血後に、ベビーオイルやワセリンを傷口に薄くポンポンと塗れば、とりあえずの応急処置になりますが、病院で塗り薬をもらうこともできます。

いやはや、受診して良かった!
先生、有難うございました!!

2)野菜&果物

◆ 結果:失敗/しかし、便秘予防のために継続努力中

*疲れない手抜き育児*粉ミルク使用レシピ+αで偏食リスク解決」にも記載した通り、娘は極度の偏食っ子なので、充分な量の野菜や果物を食べさせることができずに断念

ちなみに、医師のコメントは;

便秘がひどくなっている状態で野菜や果物を与えても即効性は薄い。」

でした。

「食物繊維=便秘予防対策。今溜まっている便を出してから、その後の便秘予防として便秘の有無に関わらず毎食与えて。」

とのことで、習慣化するとジワジワ効くそうです。

それにしても、我が娘…

「食べないならジュースにして与えても良い。」

そうですが、、、飲まないんですよね、ジュースも。泣

ということで、今も野菜や果物を食べさせる努力はしていますが、結果は出ていません。

柑橘類には便を柔らかくする成分が含まれ、コロコロうんちでお悩みの方には◎。

特に「みかんジュース」は甘くて飲みやすい(濃縮還元ジュースは酸っぱいのでNG)ので、絞って飲ませてあげると良いそうです。

3)水分

◆ 結果:失敗/おしっこが増えただけ。。。

医師に「水分不足」の可能性を指摘されたので、水や白湯を頻繁に飲ませ、スープなど水分多めの食事を与えるよう努力しました…が、全く変化なし。効きませんでした

固いうんちが柔らかくなれば、排便痛で泣くこともない…と期待したのですが、ダメでしたね。

ちなみに、過剰な水分は「水中毒」を招くこともあるので要注意。

水中毒とは?

水中毒とは、

水の過剰摂取

血中のナトリウム濃度が極端に薄まる

嘔吐、頭痛、痙攣などの症状を引き起こし、最悪の場合には死亡する

という中毒症状です。

水中毒(みずちゅうどく、water intoxication)とは、過剰の水分摂取によって生じる中毒症状であり、具体的には低ナトリウム血症や痙攣を生じ、重症では死亡に至る。人間の腎臓が持つ最大の利尿速度は、毎分16mLであるため、これを超える速度で水分を摂取すると、体内の水分過剰で細胞が膨化し、希釈性低ナトリウム血症を引き起こす水中毒に陥る。

症状
血液中のナトリウムイオン濃度の低下に伴い以下の症状が生じる。

130mEq/L – 軽度の疲労感
120mEq/L – 頭痛、嘔吐、精神症状
110mEq/L – 性格変化や痙攣、昏睡
100mEq/L – 神経の伝達が阻害され呼吸困難などで死亡

(出典:ウィキペディア)

水中毒は、熱中症には水ではなくイオン飲料を飲んだり、塩飴などでナトリウム補給をしながら水を飲むように推奨される所以でもあります。

「赤ちゃんの便秘解消に、水分が即効性あった!」という口コミを目にしますが、、、怖いことです。水分不足で便秘の場合には効くのかもしれませんが、過剰に与えることのリスクも理解しておきましょう

これは、便秘だけでなく、感染症等で赤ちゃんが発熱や嘔吐、下痢になった時も同じ。

脱水症状を心配して水を与え過ぎると水中毒のリスクがありますから、お医者さん曰く;

  • 完母:母乳をたくさん飲んで、おしっこが普通に出ているようなら大丈夫!出ていない時は赤ちゃん用イオン飲料を。
  • ミルク:ミルク+(「おしっこが出ない/極端に少ない」など心配な状況なら)赤ちゃん用のイオン飲料を。

という対応が良いそうです。また、心配な状態の時には自己判断をせず、病院に相談してほしいと。

水中毒が重症化した場合、赤ちゃんであっても点滴で血中のナトリウム濃度を上げる必要があるそうです。

赤ちゃんの細腕に点滴…できれば避けたい事態だと思いますので、気をつけましょう!

よほど汗をかいたりなどがない通常の状態で、乳幼児に与える水分量の目安は;

体重1kg当たり1日100ml (母乳やミルク、食事に含まれる水分量を含め)

程度。体重が10kg=1,000mL(1リットル)の水分が基準になります。

あくまでも“目安”であって、厳密な計測等は要らない(1日150mL摂る赤ちゃんもいれば、そんなに与えてしまうと母乳やミルクを飲めなくなる子もいるらしい)そうですが、

80mL〜100mL/体重1kg程度が採れていない場合には、水分不足を疑え!

ということでした。また、

一度に与える水量=20~30ml程度

が基準。一度に少量の水分を、こまめに与えましょう。

4)綿棒浣腸

◆ 結果:乳児には即効/1歳半頃から効かなくなった。。。

綿棒浣腸は、新生児〜乳児の頃は即効性があり、頼りにしていた便秘解消法。

しかし、1歳半では効果なし。おそらく、ウンチが硬くなり過ぎたのでしょう。

やり方は簡単↓。

細い赤ちゃん用綿棒の先にたっぷりベビーオイルをつけ、それを肛門から1cm程度の深さまで入れて、ゆっくり4〜5回程度「“の”の字」を描くように肛門内をマッサージする

割とすぐにうんちが出てくるので、おむつなどを敷いた上で行いましょう。
(大量に出てくる子もいるようなので、心配な方は、ビニールシートなど大きいな敷物の方が良いかもしれません。)

便意が刺激される+ベビーオイルが潤滑剤の役目を果たしてくれて、0歳児の時には即効がありましたよ。

万一、綿棒浣腸でもウンチが出ない場合には、

というのが妥当かな?と思います。

5)ぬるま湯浣腸

◆ 結果:乳児には効果有/綿棒浣腸の方が確実なので、やらなくなった。。。

ぬるま湯浣腸とは、

人肌程度のぬるま湯をスポイトに入れ、肛門にピュッ!ピュッ!とかける
(肛門内にスポイトは入れない!肛門に直近距離でピュッ!と数回かけるだけ。)

というだけの簡単な浣腸。

赤ちゃんの場合、ぬるま湯で肛門を刺激するだけで、既に溜まっているうんちを排便できることがあります。

ただし、この方法では、出る時/出ない時があり、綿棒浣腸より確実性は低かった。。。少しでも硬めになったウンチは出ません

ぬるま湯浣腸はマイルドで良いのですが、

「あー、出なかった。結局、綿棒か。。。」

と、子供が嫌がることをする回数が増えるのが嫌で、いつしか使わなくなった方法です。

軽度な便秘には良い方法な気がしますので、当てはまる方お試してみてください。

6)ヨーグルト

◆ 結果:失敗/…でも、最初の2週間くらいは効いた?かも??

ネットの情報に基づきオリゴ糖配合ヨーグルトを1日1個(120g)与えていました。

1回で食べきれないことも多いため、市販のカップから半分ずつを別容器に入れ替え、2回に分けてあげるのが日課。

最初は嫌がって食べませんでしたが、とにかく与え続け…というのも、最初の2週間くらいは効果があったんですよ。

なので、TVに釘付けになっている隙に口の中に入れたり、踊りながら口の中に入れたり、、、1/2個を食べさせるのさえ一苦労ですが、必死で食べさせていました。

しかし、慣れてしまったのか/効果は幻だったのか、その後また便秘生活に逆戻り。

それでも「身体には良いはず…」と、今も食べさせてはいますが、便秘への効果は見られません

7)牛乳

◆ 結果:失敗/何の効果もなし。。。

友人の子供は「1日2杯(1杯=約100mL)、朝と夕方の牛乳」で効いたそうなので試しましたが、、、ダメでした

冷やして与えれば効きそう(でも、冷やしすぎるとお腹を壊すので要注意!)と思ったので、室温より若干冷たい牛乳を与えました。

少し冷やしただけでも、喉越しが楽しいのかよく飲んではくれましたが、便秘への効果はなし

インターネットで、

温かい飲み物も腸を刺激してくれて、赤ちゃんの便秘に良い

という情報を目にして、ぬるま湯程度に温めた牛乳も飲ませてみましたが、こちらも効果なし。

大撃沈。。。まぁ、でも、牛乳を飲む習慣がつくのは良いことですよね。

あと、牛乳と一緒にオールブランを摂るのも便秘に良い…はずですが、ウチの子は食べてくれなかったので未検証。

甘みのあるオールブランフレークなら食べてくれる子もいるのでは?と思います。
(糖分過多にならないよう、食べすぎには注意しつつ。)

8)濃いめの粉ミルク

◆ 結果:失敗/効果もないし、リスクも気になる。。。

別の友人の子供は

濃いめに溶いた粉ミルクを50mL程度あげるとすぐ効く

とのことだったのですが、娘には効かず

「ドロっとなる手前くらいの、かなり濃厚めの状態で与える

と言っていたので、その通りに試してみたのですが、、、ダメでしたね。スプーンで口に入れると、喜んで食べてはくれたのですが。

そして、気になるのが、、、

「…もしかしたら、友人2の子供はお腹を壊していただけでは?」

という疑念。

メーカーや医師の指示する粉ミルクの与え方ではありませんから、ちょっと怖いな。。。と心配になり、3回ほど試して終了。

定期検診の時に、それとなくお医者さんに聞いたところ、

お腹を壊すと、腸内環境が悪化して、便秘がさらにひどくなったり、便秘と下痢を繰り返すこともある。

とたしなめられたので、(杞憂かもしれませんが)気をつけた方が良いかもしれません。

9)ほうれん草ペースト

◆ 結果:失敗/食べてもらえず。。。でも、トライする価値あり?!

さらに別の友人の子供は

茹でほうれん草をペーストにして小さじ1杯あげればすぐ効く」

とのことだったのですがトライ。

しかし、口に入れても「んべぇ」と吐き続け、どうしても慣れてもらえず。。。

無理やり飲み込ませても効果が見られず、、、で、断念。

スープで煮たり、味をつけたり等、かなり根気強く頑張ったんですけどね。。。

そもそも野菜嫌いな上に、離乳食を拒否し続けた「ペースト嫌い」の娘にはハードルが高すぎたのか。。。

とは言え、ほうれん草と言えば、マグネシウム

マグネシウムは妊娠中に自分が渡された便秘薬の主成分でした(「水分を引き寄せ、便を軟化させ、便秘を解消する」という仕組みらしい)し、コントレックスなどダイエットや便秘に良い硬水にも多く含まれる成分。

なので、便秘解消の理にも適っている方法なのに、、、残念。

とは言え、少なくとも健康には良いはずな『ほうれん草』。

それで便秘にも効くなら◎!くらいの期待度で試してみるが良いのかも?と思います。
(食べてくれる子は、ペーストにしなくても良いかもしれませんねー。)

10)腸マッサージ&腸エクササイズ

◆ 結果:乳児には少し効果あり/便秘が悪化し過ぎた幼児にはNG

0歳の時、「今日はまだ出てないな」という日には腸マッサージをしており、割と効果がありました。

1歳になった頃に嫌がったことがあり、その後は試していなかったのですが、2歳ちょっと前に再チャレンジ。

結果はNG。。。痛がって逃げ回りました。

やり方は、かなり簡単;

大きくゆっくり時計回りに、円を描くようにおへその周りを撫でていく
※強く押す必要はないので、痛がらない程度の強さで!

また、赤ちゃん向けの腸エクササイズも簡単&有効;

仰向けに寝ている赤ちゃんの両足を持つ、「いちにっ!いちにっ!」と、片足ずつ交互に、大きく歩かせるように動かす
※腸を刺激し、動かすイメージで、膝がをお腹にくっつく程度までしっかりあげるのがコツ!

マッサージもエクササイズも、赤ちゃんとのスキンシップを取りながら行えるのが良いですよね。

特に運動不足の子には効果的な便秘解消法ですが、便秘の度合いに寄るのかもしれませんね。

痛がるようになってからは、走って逃げまくるので、相当の運動量をこなしたとは思いますが。。。

11)マルツエキス

◆ 結果:失敗(飲まなかった)/飲んでくれる子には効くのかも?

検診の際に、保健師さんに勧められたのが「マルツエキス」。

6ヶ月未満の乳児でも使える穏やかな便秘薬だそうで、

「お腹が痛くなりにくいし、クセにもならない。硬くなったコロコロ便にも、割と即効性がある。」

と言われ、すぐにドラッグストアで購入し、

「和光堂が作っている『第3類医薬品』って、効きそう…」

と、勝手に希望に胸を膨らませていたのですが、、、大撃沈

どうしても娘が飲んでくれません。

どんな味?と思って舐めてみたところ、ほんのり甘い水飴。いかにも赤ちゃんが好きそうな味

なのに!飲んでくれない我が娘。。。しかし;

ネットで口コミを検索してみると、結構評判が良い!

なので、飲んでくれれば効いたのかも?!と思います。

ちなみに、飲ませ方は下記の通り;

1歳未満の乳児には、授乳前に50~100mLの温湯かミルクに加え、服用させます。また、1歳以上3歳未満の幼児には、そのままか50~100mLの温湯に加え、服用させます。

  • 1歳以上3歳未満・・・1回量9g~15g(1包~1・2/3包)、服用回数1日3回を限度とする
  • 6カ月以上1歳未満・・・1回量6g~9g(2/3包~1包)、服用回数1日3回を限度とする
  • 6カ月未満・・・1回量3g~6g(1/3包~2/3包)、服用回数1日3回を限度とする

(出典:【第3類医薬品】赤ちゃんの便秘薬 マルツエキス スティック (9g×12包入) …)

「そのままスプーンで」「白湯に混ぜる」の両方を試しましたが、飲み込んでくれない。。。私が必死過ぎて、威圧感があったのかも。

保健師さんが薦めてくれるくらいなので、良いモノなはず。。。残念です。

12)乳幼児用の浣腸

◆ 結果:成功/効く!即効性でダントツ!!

これは効きます。すぐ効きます

ただし、基本は1歳児〜の使用になります(1歳未満の場合には、薬剤師さんに相談してから使用!)。

癖になるのが心配で手を出さずにいたのですが、医師曰く、

とりあえずは出した方が良い

そうで、即効性がある浣腸は対処療法として利用してもと良い…とのこと。

硬くなった便が出ずに痛くて泣くことも多かったため、

「その状態を放置してはダメ。とりあえずは浣腸してでも出して、同時に水分や食物繊維の摂取、運動などに励むことで、浣腸に頼らない排便ができるよう改善しましょう。」

と言われたので、使うことにしました。

娘の場合には、1週間経っても便が出ずお腹が固く張っている時にのみ使います。
(※子供によって状況は異なると思いますので、適切な頻度等については、医師や薬剤師にご相談ください。)

よく使うのは、イチジク浣腸の乳幼児用

安いですし、どこのドラッグストアでも買えます。

第2類医薬品」のため、写真のリンク先(サンドラッグの楽天ページ)のように、使用上の注意等の理解が必須。

…ですが、店頭で購入しても、薬剤師さんに説明も質問も受けたことがありません(店頭は忙しいから、リスクの低い商品の説明はしないのかも…仕方ないのかもしれませんね)

本来はリンク先のような事項を確認の上で使用すべきなんだな…と少し怖くなりましたので、内容を引用しておきます。

  • 使用年齢が合っていますか?  はい / いいえ(購入出来ません)
  • 1歳未満ですか?  いいえ / はい(薬剤師にご相談下さい)
  • 激しい腹痛・吐き気がありますか?  いいえ / はい(受診をお勧めします)
  • 肛門に傷や出血がありますか?  いいえ / はい(薬剤師にご相談下さい)
  • 便秘薬(内服)を服用中ですか?  いいえ / はい(薬剤師等にご相談下さい)
  • 他に使用している薬はありますか?  いいえ / はい(薬剤師等にご相談下さい)
  • してはいけない事に該当しますか?  いいえ / はい(購入出来ません)
  • 相談することに該当しますか?  いいえ / はい(薬剤師等にご相談下さい)
  • 薬にアレルギーがありますか?  いいえ / はい(薬剤師等にご相談下さい)
  • 使用目的が効能と合っていますか?  はい / いいえ(購入できません)
  • 用量を読みましたか?  はい / いいえ(お読みになって下さい)

(出典:【第2類医薬品】イチジク浣腸 10GX4個)

ちなみに、浣腸をされるとお腹が一時的に痛くなりますし、お尻に何かをされるのも嫌…ということで、子供は逃げ惑います。

なので、お昼寝から起きてぼんやりしている時などに私は使用…ゴメンね!とは思いますが、排便後にはスッキリとご機嫌になるので、まぁ、良いですよね。。。

13)キャラメル浣腸

◆ 結果:失敗/健康被害リスクもあるそうなので、オススメしません。

前出とはまた別の友人の甥っ子は

「キャラメル浣腸が効いた」

とのこと。

小指の第一関節ほどの大きさのキャラメルをお尻から入れる

という民間療法的な浣腸で、糖分が腸の蠕動(ぜんどう)運動を促し、便秘が解消される仕組みだそうです。

民間療法とは言え、理には適っていたので試しましたが、娘には効果なし

体温程度まで温めて入れる方が違和感が少ないとのことだったので、そのようにして試してはいましたが、市販の浣腸と同じくらい嫌がったので、

だったら効果が確実な市販品で良いか?と。

また、あくまでも民間療法で、キャラメルを販売しているメーカーが薦める使い方ではありません。

真偽のほどはよくわかりませんが、ネットで検索すると、健康被害のリスクもある。。。という情報もあります。ご注意ください。

14)母親(私)が食物繊維を摂取

◆ 結果:失敗/特に変化なし。。。

母乳に含まれる食物繊維や栄養素も、子供の便秘に関係している…というネット記事を読んでから、茹で野菜や切り干し大根、オールブランなど、とにかく食物繊維を大量摂取。

1歳8ヶ月から3ヶ月ほど頑張ったのですが…何の変化もなし

もう普通食の量が増えてきていた時期だったので、もしかしたら、完全母乳の時期だったら効果があったのかもしれませんね。。。

ちなみに、完母の期間中は、水分も多めにとって、母乳不足を予防することが便秘対策として有効な場合もあるそうです。

ちなみに、食物繊維は、私の便秘には効果絶大。

特にオールブラン+ヨーグルト+ドライフルーツ。

これを毎朝続けている内に、便通がかなり楽になりましたよ。

15)オリゴ糖

◆ 結果:大成功!!!

最終的には、オリゴ糖が救世主になってくれました。

母乳やミルクには十分なオリゴ糖が含まれるため、時期としては「離乳食が始まって以降の便秘」に効果的な方法だと思います。

量は、粉末を小さじ1杯

一番最初、朝の粉ミルクに混ぜて与えたところ、30分後くらいに便意が!…で、娘は「うーん、うーん…」と頑張りましたが、出ず。

しかし、同量を昼と夜にも与えたところ、夜に痛がりはしたものの排泄に成功しました。

その後も毎日小さじ1杯1日2〜3回与えて1週間、便秘気味ではありつつも浣腸なしで排便ができるように!

その後は徐々に便が柔らかくなって、平均週1だった排便が、平均2〜4日程度になりました。

毎日排泄!には至っていませんが、医師のアドバイスを参考に、

定期的に柔らかい便が出て、お腹も張らず、本人も痛がってないならOK!

と判断。その後の便秘対策は「市販のオリゴ糖だけ」で過ごしています。

ちなみに、メーカー(…と言うか、オリゴ糖の純度。メーカーによってはオリゴ糖の含有量が低く、カサ増ししていることも!泣)等によって効果が全く違うため、私が愛用しているのは「原料屋」さんの激安オリゴ糖↓

「100g入り1,008円」と安かったので購入しただけでしたが、効果がありました。

なので「オリゴ糖は便秘に効く!」と、次は適当に別のメーカーの大容量パック(500g入り)を2袋も買ったのに効果なし…廃棄するハメに。泣

調べたところ、

オリゴ糖製品の中には“混ぜ物”でカサ増しをしている商品もある

そうで、粗悪品を買ってしまったのかも。

或いは、『ラフィノース』が娘の身体に合っていたのか(破棄したオリゴ糖には『ガラクトオリゴ糖』と書いてありました)。。。

『ラフィノース』とは?

『ラフィノース』とは、主にビート(てんさい)から抽出されるオリゴ糖で、ビフィズス菌の上質な餌になるそうです。

ラフィノース (raffinose) は、天然に存在するオリゴ糖の1種である。主にビートから抽出して精製されるが、キャベツ、ブロッコリー、アスパラガスなど植物に広く含まれている。

ラフィノースの構造は、フルクトース、ガラクトース、グルコース分子が1つずつグリコシド結合によって連なったものである。つまり、三糖に分類される糖である。甘味はスクロースの約20%、カロリーは約半分で、大腸まで届いてビフィズス菌を増殖させる

(出典:ウィキペディア)

オリゴ糖にも様々な種類があり、効果やカロリー、味などに違いがあるようです。

なので、その後は浮気をせずに「原料屋さんのラフィノースオリゴ糖」を使っています。

皆さんも、選ぶ時には「オリゴ糖の純度」をしっかり確認しましょう。

それから、オリゴ糖で唯一心配される副作用が「下痢」。

効き過ぎてしまう子もいるそうなので、心配な方は、最初は小さじ半分くらいから始めると良いでしょう。

番外編)砂糖水

◆ 試さず/医学的根拠のない民間療法で、健康被害のリスクも!

「砂糖水が便秘に効く!」と聞いたのですが、コレは医学的な根拠ゼロ。

赤ちゃんに砂糖をあげるのはNGなはず…と不思議に思って調べたところ発覚しました。

なので、私も試していませんし、オススメもしません

砂糖水を薦めているサイトなどを見ると

「砂糖は水分を呼び込み、ウンチを柔らかくする」

などと書いてあります。「砂糖が湿気やすいのは水を引き寄せるから!」とのこと。

しかし、通常、砂糖はブドウ糖に分解されて「小腸」で吸収されてしまいます。

つまり、ウンチが溜まっている「大腸」までは届かないのだから、効きようがないですよね?

同じ糖分でも大腸まで届くマルツエキスオリゴ糖の代用にはなりません

しかも、大量の糖分を乳幼児に与えることは、“子供の生活習慣病”のリスクを上げたり、砂糖依存症のリスクを上げたり、、、何も良いことはない気がします。

…育児関連って、こういう誤情報がホントに多くて困りますよね。
皆さん、気をつけましょう!


赤ちゃんの便秘って、本当に心配ですよね… 痛くて泣くと可哀想ですし。

いずれにせよ、あまり悩み過ぎずに、イロイロと試してみることが大切な気がします。

お子さんによって月齢や体質、状況は違いますから。

ではでは、お子さんの便秘が早く解決しますように!

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カテゴリー: 育児