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「モルディブに世界初の海中ホテルができる!」

と、以前から話題だった『ザ・ムラカ』が、今月2018年11月にオープンしました

果たして、どんなお部屋で、どんな滞在ができるのでしょう?

詳細や細かい写真等は、別サイト(『世界初!海中スイートルーム『ザ・ムラカ』がモルディブにオープン』/モル旅.comなど、検索すると日本語でもたくさん情報が出てきます)に譲るとして、エッセンスだけお伝えしますね。

宿泊料金:1泊税込700万円ほど

ムラカまず、大きな話題となっているのは、その宿泊費

最大9名まで宿泊できて、1泊で約5万米ドル(日本円で約569万円)/税抜。

さらに、10%のサービス料や12%のT-GST(観光消費税)など、税サ総額約1.16万米ドル(日本円で約132万円)が加算されますので、税込価格だと

1泊で約700万円

…ただただ、眩しいお値段ですね。

固定価格ではないようですが、日本人の平均年収を支払っても1泊できないという…それでも、問い合わせが絶えないようですから、素晴らしいことです。

 

場所はコンラッド・モルディブ(南アリ環礁)

『ザ・ムラカ』は、南アリ環礁の人気リゾート『コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド (Conrad Maldives Rangali Island)』内に誕生しました。

コンダッドのイター

水中ウエディングでも有名なホテル

日本人のゲストも多く、水中レストラン『イター(Ithaa)』は日本のTV番組を含め、メディアでも多数取り上げられているので、

「見たことある!」

という方も多いのでは?

ちなみに、コンラッドが立地する『南アリ環礁』自体も、生態系の豊かさとモルディブへの玄関口『ヴェラナ国際空港』からのアクセスの良さを兼ね備えた人気のエリア

一年中、ジンベイザメやマンタなど遭遇率が高いスポットもあり、ダイビングはもちろん、シュノーケルツアーなども評判で、アリ環礁という地域へのリピーターも多いです。

 

完全にエクスクルーシブな立地&サービス

ムラカ立地

インド洋の眺望を独り占めできる

コンラッドの一部とは言え、メイン島から完全に分離されたラグーン(浅瀬)に建つ『ザ・ムラカ』

プライバシーが完璧に保たれる立地だけでなく、サービスも完全にエクスクルーシブ

ゲストが希望すれば、コンラッドのあらゆるサービス&施設が利用できますが、『ザ・ムラカ』内で食事からスパトリートメントまで全てを賄えます

ジム等の設備全般が整っていることはもちろん、専属のバトラーとシェフも複数体制で24時間サーブしてくれる徹底ぶり。フィットネストレーナーやスパセラピストなども、必要に応じて呼ぶことができます。

『ザ・ムラカ』は、コンラッドの敷地内に建てられてはいますが、

貸切りできる、全く別のリゾートホテル

と言った方が相応しいかもしれませんね。

 

実は、水上部分も素晴らしい

ムラカの水上部分『ザ・ムラカ』は、2階建ての巨大なレジデンス

2つのフロアが、螺旋階段とエレベーターで繋がっています。

全面アクリル張りの海中部分が注目されがちですが、上層階にあたる水上部分の美しさと居心地の良さも格別

インド洋の水平線に沈む太陽を、広々としたデッキや海に溶け込むようなデザインのインフィニティプールから眺めつつ、シャンパンを傾けたいですね。

 

行き方=予算次第で選べる(はず)

まず、オフィシャルに説明されている行き方としては、

コンラッドのメイン島までヴェラナ国際空港から水上飛行機(所要時間約30分)または国内線+スピードボート(所要時間約50分)。そこからスピードボートで『ザ・ムラカ』へ。

とのことですが、(さらにお金はかかりますが)少なくとも水上飛行機をチャーターすれば、空港からムラカに直行(または、近くの海上プラットホームに降り、少しだけボートで移動)できるはず

全てはゲストの要望に合わせてアレンジされます。

 

インテリアデザインはユージ・ヤマザキ氏

ムラカのインテリアを担当したのは、日本人建築家のユージ・ヤマザキ氏

ニューヨークを拠点に世界中で活躍されており、その細部まで洗練されたデザインはモルディブでも高く評価されています。

ヤマザキ氏は東京生まれ。高校を卒業後に渡米し、ニューヨークで学士と修士、建築家としてのライセンス等を取得。

彼の関わったプロジェクトには、『ジョルジオ・アルマーニ』『カルバンクライン』『Wホテル』など、デザイン性の高さが生命線となるホテルが多数あるだけではありません。

『ローマ・テルミニ駅』『ロサンゼルスのウォルトディズニー・コンサートホールの客席デザイン』のような世界的な名所、『フィアット(車)』の内装など、活躍の幅は極めて広く、しかし、一貫してデザインが「何かを伝える力」を感じさせるプロジェクトが目立ちます

『ザ・ムラカ』のバックストーリーを伝えるこちらの動画で、彼のインタビューを見ることができます(1.09分頃から)が、こちらも興味深い内容。↓

『ザ・ムラカ』以外では、『クラブメッド・フィノールヴィラ(Club Med Finolhu Villas)』や『フラワリ・アイランド・リゾート(Hurawalhi Island Resort)』などが、モルディブでヤマザキ氏のデザイン。

ラグジュアリーな素材と均整の取れたミニマルなデザインが、モルディブの自然と溶け込むよう設計されているのが特徴で、モダンでありつつも、優しく静かな空気感が漂います。

【c】【公式】トリップアドバイザー気になる方は『TripAdvisor(トリップアドバイザー)』などで写真や宿泊費、口コミ等を確認してみてくださいね。

いずれも、落ち着いた雰囲気が心地よい高級リゾートです。

皆さんも、ぜひ一度、体験してみてくださいね。

 


 

『ザ・ムラカ』、いかがでしょう?

宿泊費の高さと海中施設ばかりが注目されていますが、実際には、その宿泊費に見合う高品質な設備とデザイン、サービス品質、そして、他にはない世界観を味わえる場所になっています。

一生に一度、清水の舞台から飛び降りた気分で滞在してみるのも良いかもしれませんよ。

 

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