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モルディブは雨季の方が旅費が安く済む傾向にあります(GWや夏休み時期を除く)。

しかし、

・雨季だと観光もできない?
・ダイビングに向かない??

など、気候を心配して連絡をもらうことがあります。

結論から言うと、、、雨季のモルディブでも運が悪くない限りずっと雨!ということは少ないので、あまり心配する必要はありませんよ。

以下、モルディブの天気・気候の特徴を記載しますので、参考になさってください。

※追記(2019.02.18):外部サイトになりますが、ダイビングのベストシーズンについては『モル旅.com』のベストシーズンは?モルディブでダイビングを楽しむ基礎知識が詳しいです。
不定期更新!雨ログ(2018-2019@首都マーレ)
※追記(2018.4.18):今年はもう雨季に入りましたー。
※追記(2018.11.4):そろそろ雨季が終わりそうな雰囲気…まぁ、まだわかりませんが。数えてみたところ、ここ2週間で、半日以上続く雨は2回&スコールは時々降りますが、だいたい毎日晴れていますよ。
※追記(2019.02.18):結局11月中旬頃から雨が降ることが減り乾季入り。…しかし!
何と2月9日には半日降り続く大雨!!この10年で、2月に本格的な雨を体験したのは初めて…その後も、夜を中心ににわか雨が5日続きましたが、日中は曇り晴れ!暑過ぎずに過ごしやすかったです。その後は、乾季の強い日差しが戻って来ました。暑い。。。

台風はありません!

まずはじめに…

モルディブに台風はありません!

台風って、東アジア(東南アジア〜日本あたり)の気象現象なので、インドに近い南西アジア地区に位置するモルディブでは存在しません。

その代わり、「モンスーン(季節風)」が吹きます。

詳しくは、後述の「実は荒れやすい8〜12月前半」をご参照ください。

モルディブの乾季・雨季とは?

一年中、雨の少ないモルディブ。

運が悪くなければ、雨季であろうと「滞在中はずっと雨」なんてことは少ないです。

ただし、雨季と乾季では、景色が少し違います

具体的に示すと、モルディブの乾季には、この写真のようにパキッと極限まで鮮やかな青空が期待できます。
※マーレで適当に撮ったスマホ写真…未加工でも、こんな色なんですよー。

短いスコールが降ることはあっても、基本的には青空。

海の透明度も一段と増し、日差しの強さと相まって、海中でも遥か遠くを見渡すことができます。

刺すように痛い日差しを避けて木陰に行けば、サラサラと海風が心地よい…最高に美しい季節です。

一方、「雲が多い晴れ」が多い雨季。多いのは、雨より「雲り」。

どちらかと言うと、

「(雨季ではなく)雲季」

と呼びたいくらい、曇りの日が増えるのがモルディブの雨季です。

雨季なのに1ヶ月も雨が降っていない…」なんてこともあり、優しい色合いのスカイブルーをバックに、色とりどりの花が咲き溢れる風景を楽しめます。

ハネムーナーが多い6月も雨季の真っ只中ですが、真っ白なドレスとパステルカラーの花や空の色が調和して、それはそれで美しい写真を撮って帰られる方も多いです。

…そんな“大したことのない雨季”ですが、年に数回1週間〜10日程度の長雨に見舞われます。

なので、運が悪いと「滞在中1日も晴れない」ということもありますが、、、もう神頼みしかないですよね、こればっかりは。

実は荒れやすい8〜12月前半

「乾季:11〜4月/雨季:5〜10月」

…なんて書いてあるガイドブックもありますが、モルディブの実情としては不正確です。
(通常言われていることを信じて書いただけでしょうから、そのガイドブックを責めることもできませんが。)

スケジュール通りにはいかない自然現象であるもちろんのこと、実は、

季節の変わり目(特に雨季→乾季の移行期に当たる8〜12月前半頃)の方がモンスーン(季節風)が吹き荒れ、雨季の真っ只中より天候が荒れやすい

というのが実感です。

なので、例えば、乾季だと信じて11月に来るのはリスキーかもしれません。

後述の通り、雨季のモルディブも悪くないのですが、乾季以外に快晴を期待してくると当てが外れることもありますので、季節毎の特徴は理解しておきましょう。

いつが「ベストシーズン」?

快晴=ベストシーズンと考えるなら、「1〜3月頃」が快晴の確率が高いです。

ただし、その他のシーズンでも運次第なので、季節を気にせずにきてもらって大丈夫だと、個人的には思いますよ。

季節についての実感をまとめると、以下の通りです。

1月〜3月頃 乾季。スコール〜数時間程度の雨が降ることが稀にある程度で、基本的には快晴の日が続く。
4月〜7月頃 雨季。運が悪いと1週間程度の長雨に当たることもあるが、大抵の場合には、曇っていたり、滞在中に数回ほど雨に見舞われる程度が多い。雨季であっても、全く雨が降らない日もある。
8月〜12月頃 モンスーン(季節風)の時期。運が悪いと大雨や嵐、1週間〜10日程度の長雨に当たることも。5ヶ月間ずっとその調子ではなく、8〜12月の内の2ヶ月程度がモンスーンの影響を強く受けます。なので、例えば11月にモンスーン終了!となり、12月には乾季の青空続きという年も割と多いです。

以上のような特徴があるので、

1〜3月であれば快晴のモルディブに来れる率はグッと高い=ベストシーズン

でしょうが、他の月に来てもずっと晴れていることもあります

なので、「あくまでも運次第」と思って来るくらいがちょうど良いのではないでしょうか。

ちなみに、テレビやネットの天気予報では、モルディブが「雨」と表示されることが、実情よりも多いです。

短時間のスコールでも「雨」と表示されてしまうことが原因らしいので、あまりテレビやネットの天気予報を気にし過ぎないようにしましょう。

曇りや雨のメリットもある!

以前、1週間の長雨の時に南アリ環礁のリゾートにいたのですが、雨があがった朝、マンタシュノーケールのツアーに出かけた人は、50枚ほどのマンタの大群を見たそうです。

長雨で海が荒れている間、じぃーっとしていた腹減りマンタたちが、雨上がりと共にプランクトンを求めて海面近くにやってきたようです。

写真を見せてもらいましたが、それはもう、ただただ圧巻でした。

上記はとてもラッキーな例でしょうが、少し曇っているくらいの方が日中でもシュノーケルやカヌー等が楽しめます(快晴だと、暑いし痛いし…日焼け止めが負けるような強い日差しですから)

雨の日だけのアトラクション(経験したことがあるものだと、ヤドカリレースで優勝者は飲み放題、、、各国ゲストが本気で争い、かなり楽しかったです。笑)を開催してくれるリゾートも。

あと、個人的には、モルディブの雨が大好きです。

雨脚を生やした雲が自分のヴィラにぐんぐん近づいて景色や、その雲の合間から光が差し込んでくる景色。神々しくて、ドキドキします。

もちろん、快晴のモルディブが見せる、空も海もどこまでも続く青のグラデーションは、まさに息を飲むような美しい景色。多くの人にみてもらいたい自然美です。

しかし、曇っていても、ザァーザー降りの雨でも、日本とは違う魅力がありますので、あまり落胆せずに楽しんでくださいね。

日焼け止め&熱中症対策は1年中!

乾季はもちろん、雨季であっても、モルディブでは日焼け止めは必須(詳細は「持っていけばよかった…!モルディブ旅行の持ち物チェックリスト」参照)

曇りの日でも、日焼け対策をせずに外にいると日に焼けて、肌が赤くなることがありますので、油断しないようにしましょう。

紫外線の強さが日本の比ではないので、サングラスは必携。目も日焼けしますから。

また、日中は水分補給をこまめに行い、熱中症対策にも気をつけましょう。


以上、モルディブの季節についてでした。少しでもご参考になれば嬉しいです!

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カテゴリー: モルディブ