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モルディブの観光について、決まり文句のように聞かれるのが、

「ぶっちゃけ、“海がキレイ”以外に何があるの?」

という質問。

しかし、実際に来てみると、意外と色々ありますよ。ショッピングと旧所名跡以外は

いわゆる“観光ツアー”的なモノもありますが、個人でも楽しめる“アクティビティ”的なモノが中心にはなりますが、代表的な「モルディブで楽しいこと」は以下の通りです。

※リゾート滞在のイメージでお答えしています。ローカル島だと項目6)〜13)はないですね。。。

1)ダイビング

コレは王道。どのリゾートでも楽しいはず。

ライセンスなしの体験ダイビングでも、インストラクターが手取り足取りケアしてくれるので、指示に従って潜りさえすれば安心です。

あと、他国で一般的なレベルよりも、モルディブのインストラクターはケアがこまめ。初心者やブランクダイバーには最適です。

特に高級リゾートでは、いわゆる「姫ダイブ」をさせてくれることもあり、至れり尽くせり。

(姫ダイブ=ギアのチェック〜着脱までインストラクターが一緒にやってくれる。ダイブ後に「タンクが重くてボートに登るのツラい…」と言ったら「海で脱いでOK。私がボートに持って上がるから!」と言ってくれたことも。インストラクターによって対応は違うでしょうが、“甘やかされ放題&イントラに頼りっきりの姫ダイビング”はモルディブの高級リゾートの楽しみの1つな気もします。)

ちなみに、ダイバーの皆さんは、ガイドブックなどに各環礁の特徴や季節性のことが書いてあるので一読をオススメします。

あと、英語に自信のない人は、やはり日本人インストラクターがいるリゾートやサファリボートがオススメ。

言葉が通じてることは、安全面でも、海を楽しむ上でも重要な気がしますので。
(でも、行きたい環礁やスポットに日本語イントラがいない場合には仕方ないですよね…身振り手振りと片言英語で頑張りましょう!)

 

2)シュノーケリング

コレは、そんなに楽しくないリゾートも実は多いので要注意。

遠浅で砂地が永遠に広がる島だと、白い魚くらいしか見れなかったり、、、そういった場合には、エクスカーション(リゾート主催のオプショナルツアー)でシュノーケルトリップに参加すると、熱帯魚がたくさんいる場所などにボートで連れて行ってくれます。

シュノーケリングが楽しいリゾートの見極め方はコチラをご参照ください。

 

3)マリンスポーツ

ダイビングやシュノーケリングに比べると、マリンスポーツは日本人に素通りされがち。

でも、それって結構もったいない!

インストラクターにウィンドサーフィンを教えてもらったり、カタマラン(双胴船)でセイリングをしてみたり、カヌーでターコイズブルーのラグーンをスルーっと走ってみたり(上手になるとスピード出ますよー!)、ガッツリ運動系からリラックス系、はしゃぐ系(バナナボートなど)まで、マリンスポーツも多種多様。

ぜひ、滞在中に一回は試してもらいたいですね。

 

4)スパ

詳細はコチラ

トリートメントやマッサージだけでなく、施設の雰囲気やお茶タイムなども含めた全体として、良いスパでの時間は最高のリフレッシュメントになると思います。

 

5)エクスカーション

いわゆる「オプショナツアー」のことで、リゾート毎にメニューが異なり、だいたい毎日、何かはあります。

シュノーケルトリップやサンセットクルーズ、ローカル島(住民島)訪問のように割とどこにでもあるメニューから、ドルフィンウォッチングやマンタツアーなど、その地域の特性に合わせたツアーも。

最低催行人数があったり、天候によっても中止や変更がありますので、詳細はリゾート到着後に要確認。

 

6)ヨガ

ヨギ(ヨガの先生)がいるリゾートやインストラクターのいるリゾートは割と多いです。

朝や夕方にクラスを開催していることが多いのですが、早起きしてヨガをし、その後ゆったり朝食を摂るのが私は好きです。

せっかくのホリディだから寝過ごすのも良いのですが、朝日と共に身体を動かすと、何だかシャキッとした気持ちになりますよ(昼寝すれば良いしね。笑)。

夕日を見ながらのサンセットヨガも、心が洗われますよ。

 

7)グルメ

リゾートによって大差があるのがレストラン。

滞在中は、リゾート内で食事することがほとんどですから、こだわって選ぶのも楽しいかもしれません。

レストラン以外だと、インヴィラダイニング(部屋やテラスでの食事)もオススメ。

いわゆる出前なのですが、給仕の方がきちんとテーブルセッティングしてくれる場合が多いです。テラスでのBBQも気持ちよいですよー。

あとは、バーの軽食メニューが量もちょうど良く、且つ、美味しいリゾートもありますので、色々試してみてくださいね。

※ホテルを予約する時に事前予約する食事プランについては「旅の費用に影響!食事プランの選び方」を参照。

※モルディブ料理については「決め手は「魚、ココナッツ、スパイス」!おすすめモルディブ料理のご紹介」を参照。ビュッフェでさりげなく並んでいることも多いので、食べ逃しなく!

 

8)テニスなどの陸上スポーツ

ヨーロピアンの皆さんなどは、よくやっていますが、、、快晴の昼間は暑い!海で遊ぶ方が絶対に良い!!

しかし、コーチがテニスレッスンをしてくれたり、ゴルフレッスンをしてくれるリゾートもあり、好きな人にとってはたまらないようです。

ナイター設備があるリゾートもありますので、興味のある方は事前に旅行会社さんなどにチェックしてみてくださいね。

 

9)ジム

リゾートのジムで日本人と会うことは少ないですが、、、水上ジムは最高!

水上ジムの壁は3面ガラス張りが基本。

青い海と空に囲まれ、エアコンが効いたジム。スパのように心地よい精油の香りがすることも多いです。

「今朝のビュッフェも美味しくて、食べ過ぎたなー。」

などと思いつつマシンを漕ぐ、心地よい罪悪感ときたら。。。昼前後は海に入るのも暑い時間ですしね、避難場所としては最高です。

水上ジムは全てのリゾートにあるワケではありませんが、ある場合には、ぜひ一度立ち寄ってみてください。

 

10)プール

パブリックプールにはバーが併設されていることが多く、プール周りのパラソルの下でのんびり過ごせます。

また、部屋付きプールも最高!

「海がキレイだし、プールは要らない。」

という方もいらっしゃいますが、意外と、部屋付きのプールはやみつきになりますよ。

中庭のプールでシャンパン片手にリラックスして過ごしたり(その後、気持ち良すぎて庭のベッドで寝てしまう率99%…)、水上ヴィラのプールに浸かりながら夕日を眺めたり、それはそれはモルディブらしい贅沢な過ごし方ができます。

 

11)料理クラス、アート体験、文化体験など

リゾート毎のオリジナルオプションを提供しているリゾートが増えています。

どれも工夫が満載ですし、料理クラスのように日本ではできることでも、モルディブの海辺で体験すると楽しかったりしますよ。

 

12)マリンラボ(海洋研究所)

小さな施設であることが多いですが、独自の研究対象やサンゴ礁の保護再生などを行う「マリンバイオロジスト(海洋生物学者)」が常駐するリゾートがいくつかあります。

ウミガメやアネモネフィッシュ(ニモっぽい熱帯魚)の赤ちゃんを見せてくれたり、モルディブの生態系などを説明してくれたり、それはそれは知識欲を満たしてくれる楽しい体験ができますよ。

また、マリンバイオロジストと行くシュノーケルツアーやダイビングツアーを催行しているリゾートもありますが、コレが特にオススメ!

海の専門家だけあって、運が良ければ、魚の面白い行動を見せてくれたり、体験させてくれることも。

個人的に感動したのは、

「ツバメウオを素潜りをすると付いてくるよ!」

と教えられた時。

シュノーケルから漏れる空気を追って来るようで、バイオロジストが素潜りをすると、ツバメウオの群が彼を追って一緒に潜って行きました。

その後、同行者が同じことをしたら、やはり付いて来たツバメウオの群。とっても!可愛かったです!!

美しくも壊れやすいモルディブの自然のことや、その自然を守るために自分ができることに触れ、これからの人生の糧になりえる知識を目で見て学ぶことができます。

 

13)フィーディング(餌付け)

エイや小型のサメを餌付けしているリゾートが多くあり、夕方の決まった時間に、無料で餌付けを見たり、体験させてくれるリゾートが割と多いです。

エイってね…大きいんですよ。

尻尾の先まで入れれば2m!なんてザラにいます。

そんな巨大生物が大量にやって来るので、結構な迫力。

「餌くれ!」って、尻尾の付け根の太い部分でバランスを取り、立ち上がっているエイを見たことがありますが、、、アレは、若干怖かった。

お客さんの空気がザワザワしましたし、子供は「えぇぇぇーーー」って驚愕の叫び声を上げてたし。

まぁ、百聞は一見に如かず。

無料だし、一度は見てみましょう。

 

14)写真

どんな写真下手でも、どんなに適当に撮っても、絵葉書みたいにキレイな写真が撮れますよ。

コレは大げさでなく、本当に撮れます。私も写真下手だし。

写真を撮る時には、海だけでなく、空も眺めてみてくださいね。

乾季のシャキッと彩度の高い空色も、文字通り雨足を生やして近づいてくるキノコみたいなシルエットの雨雲も、どれも美しい被写体です。

ヤシの木やプルメリア、ローカル島の子供達、固有種の鳥や魚、透き通った空気感を背景に生命溢れるモルディブの一瞬を切り取ってみてください。

 

15)のんびり(=観光しない!)

「何もしない!」と決めてしまうのも、意外と良いのがモルディブ

景色を見る、シャンパンを飲む、寝る、以上!という感じで、観光を放棄してみるのも、モルディブでは最高に贅沢です。

アレもコレも予定をこなし、疲れて帰途に着く旅も楽しいですが、

「あぁ、もう社会復帰できない…」

というくらいダラダラ感を満喫するのも、モルディブの絶景とリゾートの心地よさの中では最高の体験。

ビーチ、椰子の木陰、エアコンの効いた室内、etc.、ゴロゴロする場所には事欠きません。

モルディブでは、朝から晩までビーチに寝そべっているヨーロピアンをよく見かけます。

彼ら、1日中ほとんど何もしていない(大げさではなく、本当に!)と思うのですが、夜だけオシャレをしてレストランに来ます(ドレスコードについてはコチラ)。

そういう方をみる度に、

「こなれ感のあるステキな過ごし方だなー」

と感じますよ。

 

 


以上、いかがでしょう?

多くの方が4泊程度のモルディブ滞在だと思いますが;

「島を歩いて一周&景色を楽しんで、思い切って体験ダイビングにトライ!レストランでご飯を食べて、部屋のテラスでBBQして、その合間にシュノーケルして、、、あぁ、夕方だからエイの餌付けを見に行こう。あと、スパとサンセットクルーズとドルフィンウォッチングに行って、、、もう時間ないや。」

と、結局忙しく過ごし、「帰りたくなーい」と言いながら帰国便に向かう人をどれだけ見送ったことか。。。笑

あっ!それと、

「モルディブはカップルで行く場所…」

とおっしゃる方が割と多いのですが、

「モルディブ=ハネムーン」は、主に日本や一部アジア圏の人たちの持つイメージ

だと、声を大にして言いたい!!

海水浴には、家族や友人とも行きますよね?

それと同じで、カップルでなくともモルディブを楽しめて当然。

来てみるとヨーロピアンを中心に多くの家族連れや友達旅行者で溢れているのを目にすると思います。
(アジア圏発着のフライトはカップル多めかもですが、そこは目をつぶってあげてくださいね…笑)

モルディブは旅行費用もピンキリ。

お目当の観光やアクティビティを先に決め、それにピッタリ&予算に合う場所がきっと見つかると思いますよ。

 

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カテゴリー: モルディブ